宮城県北部の町に住んでいた頃、この店の独特の雰囲気と特製ラーメンが大好きでよく訪れていました。
宮城県民が大好きな伊達政宗公が幼少時に育った街とはいえ現在は辺鄙な部類に属する街 (でも、大好きな街です(;^_^A))で、かつ店自身が相当わかりにくい場所にあるにもかかわらず、さらにもう一つ言うと名物おばさんの支配下に入らねばならないにもかかわらず、この店は平日も休日も昼時には長蛇の列ができます。
その店の名は、いろは食堂です。
ここの特製ラーメンの味、そして店の雰囲気が忘れられないんだよな~~~。
東京にも大阪にも住みたくさんラーメン食べてきましたが、宮城で食べたような素朴なラーメンには出会えないんだよな~~。
店の雰囲気は、こんな感じです。古い民具と、北島三郎兄いのポスターで彩られています。この唯一無二感が、まずスゴイ。なんだか、店の雰囲気というかオーラに吞み込まれてしまった気分になります。
これだけの三郎兄いに囲まれる場所は、ここ以外にないと思います。小さいころは「鼻の穴のでかいおじさん」としか思っていませんでしたが、なになに、こうして見ると案外とオトコマエなダンディですよ(笑)。
そう!重大な注意事項が!!
勝手な場所に座っちゃいけません!!!勝手な順番で注文してもいけません!!!
すべて、名物おばさんの指示に従ってください(笑)。
ハラをたてて帰ってしまう人もたびたび見かけましたが、まあ、そういう店だと最初からわかっていればなんてことありません。知らずにいきなりこの対応を喰らうと、おやおやと思ってしまうかもしれませんが・・・(笑)。
私はどちらかというと、こういう対応がニガテなタイプ。この店を教えてくれた後輩はそんな私のタイプを知ってか、「○○さん、態度のでかいおばさんがいますが、逆らっちゃいけませんよ!黙って従ってればうまいラーメン喰えますから。ね、逆らっちゃダメ、逆らっちゃ。ガマンですよ、ガマン!」と、何度も念を押してくれましたっけ(笑)。
(なおや君、ありがとね!)
さて、これがこの店の名物の特製ラーメンです!!
まず目に入るのは、1枚物の厚い揚げ豚肉。ボリューミーで、とても旨いです!
一つ忘れねならぬことは、スープの上層が油で覆われていること。揚げ豚肉の脂なのか、スープの脂なのかはわかりませんが、この油自体が熱いですし、この油の層がスープが冷めるのを抑制しますので、最初の一口から最後のひと口まで、口の中をやけどせぬよう十分に注意してください!!
醤油ベースの素朴な味のスープに相まった、細めのストレート麺。
何年離れても忘れられない味!!この街を再訪したら、ゼッタイここを訪れます。
いろは食堂の外観を見てください。
目立つ看板が立っているわけでもなし、これじゃ通り過ぎてしまいますね(笑)。
宮城県大崎市近辺で「昼」ラーメンと言ったら、岩出山 いろは食堂の特製ラーメン、陸前谷地 みそ壱の味噌ラーメン(期間限定の辛子にんにくラーメンも絶品です)、大崎市内 三勝食堂のニラもやしラーメンが三強かな~。
そして「夜」ラーメン、つまり吞んだ後のラーメンなら、市内 十八番のレモンバター塩ラーメンの一択です(笑)。
おっと、旨い「昼」ラーメンの店、一つ忘れてました。麺屋 匠の澄んだ鳥スープのラーメンですが、いま店のメニューを見てみると、味噌ラーメンとか台湾まぜそばの文字が。あの頃と趣向を変えたのでしょうか?ぜひ、「進化」であることを願います。
あとね、・・・。蔵八ラーメン亭とか、自家製麺 仁 ~JIN~とか。
いや~宮城、ラーメンに限らずほんとに旨い物で溢れていました!
マジメに、将来ここに定住してもいいな、と思っています。余った家をくれるって人もいるし(笑)。
(おおばさん、真山の俺んち、まだ俺んちってことでいいんだよね??)
宮城県大崎市、ホントにいいところですよ!!
せっかく岩出山まで来たのですから、ちょっと足を伸ばして鳴子温泉郷に行きましょう。現時点で、鳴子温泉郷の私のお気に入り温泉を3つ紹介しています。温泉にゆっくり浸かってハラをすかせてから温泉に入る。いいですね~。ぜひご参考にしてください。
今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!
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