私の温泉好きは「湯に入ることが好き」ではなく「温泉場の雰囲気が好き」という志向に拠るところが大きいのですが、現在の居住地近辺に私の好む雰囲気を放つ温泉場はまだ見付けられていません。
好みの温泉場が近くにないから、と、しばらく温泉に浸からず過ごしていたら、なぜだか猛然と「温泉に浸かりたい!」という欲望が湧きあがってきました。かといって、東北や九州に気軽に出かけられないしな、と思いながら、「関西 銭湯 源泉かけ流し」とか「関西 極上 温泉 銭湯」というワードで検索すると、あるわあるわ・・・。特に兵庫県には、街中に極上の温泉が銭湯のカタチを借りて点在していることがわかりました。
ヨシ!、当面は街中の極上温泉を探訪しようと決めました。
大事なポイントは、「極上」温泉であること。これは私にとっては「源泉かけ流し」と同義です。温度調整のための加温や加水はまあよしとしても、消毒しながら温泉を循環利用するタイプはNGです。温泉が湯船から贅沢にドバドバと溢れ出している、これが私にとっての「極上」です。
初めての街中の温泉は、「灘温泉 六甲道店」にしました。
さすがに温泉に浸かるためだけに遠出をするほど私は温泉に対してストイックではないのですが、ここであれば灘の酒蔵巡りのついでに立ち寄ることができます。
阪神電車を魚崎駅で下り、魚崎郷、御影郷、西郷の3つのエリアの主要酒蔵を巡ったあと、阪神新在家駅近くの灘温泉 六甲道店に向かいました。
これが、外観です。ご立派!
レトロな靴箱。これは定番ですね!源泉かけ流しを示す提灯も、脱衣所のロッカーも、いい味出してます!!
料金は、420円。この銭湯料金で極上の炭酸泉のかけ流し温泉を味わうことができるのです!
浴槽の配置や内部の様子は、こちらの公式ホームページでご覧ください。
源泉温度は31℃程と低く、源泉のほかに加温した温泉浴槽もあります。ここ灘温泉では、冷浴(源泉)と温浴(加温温泉)の繰り返し入浴が効果的だと謳っています。ただ、温度は低いとはいえ源泉には体を温める効果があるようで、私は冷浴をメインに愉しみました。高濃度炭酸泉を標榜するだけあって、しばらく浸かると体中がシュワシュワの泡で覆われます。
私にしては珍しく、2時間ほどの長湯を愉しみました。
「温泉場」の雰囲気はさすがに皆無でしたが、昭和レトロな雰囲気や極上の温泉がそれを補ってくれます。
街中の極上温泉、なかなかいいじゃん!!
近隣の街中極上温泉を探訪し、今後シリーズとしてレポートします!!
今回は、ここまで。
次の機会にお会いしましょう!
* いいねボタンでのご評価をお願いいたします!
*よりよいページにするために、皆様からのコメント、アドバイス、リクエスト、ご質問等々を大歓迎いたします。ページ下部のコメント欄から、ぜひお寄せ願います!
コメント