バイクや車の未塗装樹脂部は、時間の経過とともに黒さを失い、放置しておけば白く粉を吹いたような状態に陥ります。
これが、バイクや車の外観を醜くする最大の要素と言っても過言ではありません。
未塗装樹脂の劣化を修復すべくこれまで多くのケミカル類を試してきましたが、輝きを取り戻す効果がいまひとつだったり、取り戻した輝きがすぐに(1ヶ月ほど)また劣化してしまったりで、なかなか満足する製品に出会えませんでした。
私が愛用するWAKO’S (ワコーズ)からもSUPER HARDという製品が販売されていることを知り、さっそく試してみました。
お値段は、いつもの如く、他の同種製品よりも割高な設定となっています。
しかし、耐久性、信頼性ともにWAKO’S製品は他社製品をはるかに凌駕しており、これまでに試し他同社製品で効果が薄かっただとか、耐久性が劣っていたとかという経験は皆無です。
安くて良いものを求め、安い製品から試していくと、結局は安物買いの銭失いになってしまったり、何度も施工をやり直す手間がかかってしまうので、私は必要な製品がWAKO’Sからも販売されている場合は、価格が高くともWAKO’S一択で選択するようにしています。
結局は、これが一番安くつく選択だと私は考えています。
(私はWAKO’Sの社員や関係者ではありません(笑))
WAKO’S SUPER HARDは、ケイ素化合物が被膜を形成するタイプのもので、ガラス系のコーティング剤に分類されます。耐熱、耐久、撥水を特徴としており、効果は6ヶ月から1年間継続するとのこと。
初期皮膜を形成するために丸1日を要し、その後1週間ほどで完全硬化するようです。完全硬化までは、施工部を濡らしたり、当然ですが洗車などはNGであることに注意が必要です。青空駐車の方は、施工後1週間の天気予報を確認しましょう。
施工はカンタンで、付属のスポンジで薬液を塗り拡げていくだけです。
綺麗に施工したかったので、私は外せるパーツは外して施工しました。
薬剤は非常によく伸び、少量でも大面積の施工が可能です。
説明書によれば、熱を加えることで硬化を促進するとのことでしたので、GSの定番パーツであるキジマのグリップガードを施工するために購入したヒートガンで施工部に熱を加え、そのまま太陽の下に丸一日晒しておきました。
安価なヒートガンですが、ラッピングフィルムの施工でも大活躍、手元にあるとありがたい道具の一つです。
仕上がった後の写真がこちら。
未塗装樹脂が、綺麗に輝いています。
施工したのは、7月でした。現在は3月末で、施工から9か月ほども経過しようとしていますが、効果が薄れてきた感じは一切しません。説明書に記載さてている通り、12ヶ月ほどはラクに効果が継続するように思います。
塗装部分はKEEPERのDIY施工で、未塗装部分はSUPER HARDで、愛車のキレイを愉しみましょう!
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