アドベンチャーバイクでオフロードを走る、つまり転倒の機会が増えると、特定の部品ばかりが頻繁に破損することを知ります。
その一つが、ウィンカー、GSの場合は特にフロントのウィンカーです。
GSのフロントウィンカーのサイズは絶妙によくなく(大きすぎる)、転倒したり土手に突っ込んだりすると、かなりの確率で折れてしまいます。
この日は四国の剣山スーパー林道を走りましたが、土手に突っ込みウィンカー内部の配線が切れ使い物にならなくなってしまいました。

半ば消耗品に近いレベルで折れるのですが、純正品だとちと高い。
ならばと、中華製で代用するとさらに折れやすい。
こういう、走りの性能に直接関係のない部品が、ただ壊れたから元に戻すだけ、ということにこれ以上カネを投入するのはイヤだなと思っていたところ、GSのレジェンドライダーが素晴らしいものを装着されていました。

そう、小型のLEDウィンカーです。
こちらのレジェンド、GS Trophy出場のための練習でウィンカーがポキポキ折れるのに嫌気がさし、小型LEDウィンカーを装着されたとのこと。
このサイズの小型LEDウィンカーであれば、ハンドルとエンジンガードの隙間にすっぽり収まり飛び出す部分がありませんから、転倒したり土手に突っ込んだりしても破損のしようがないのです。
似たような製品を種々吟味しましたが、最終的にチョイスしたのはこちらの製品です。
スモークレンズがカッコよいなと思い探しましたが、私が購入した時点では見つかりませんでした。
そこで、クリアレンズのものを購入し、タミヤ(懐かしい(笑))のスモーク塗料でスモーク化しました。
ビフォー/アフターの写真を載せましたが、綺麗なスモークに染まるのでお勧めです。


このウィンカーは日本のRISE社の製品で、日本製で安心ということに加え、車検対応であることがチョイスした最大の理由でした。
車検対応品のレンズには、それを示す刻印があります。なければ車検に通らないので、要注意です。
さて、装着です。
純正のウィンカーを外し、新たな小型ウィンカーに交換するだけなのですが、新たな小型ウィンカーに給電コネクターを取り付けねばなりません。
私の場合、右側はウィンカー内部で配線が切れてしまい再利用は不可能ですので、右側は純正のコネクターを切り出し新たなウィンカーに移植すればよいのですが、左側の無傷な純正ウィンカーはできれば傷つけずに持っておきたいところです。
そこで中華サイトを探すと、やはりありました!

もちろん純正ではない、そっくりさんのコネクターです。
まあ、走りに影響があるわけではない部分は、そっくりさんで十分でしょう(笑)。
ウィンカーのラインは2本ですが、LEDは極性があることにご注意!
はんだ付けする前に、きちんと動作することを確かめましょう。
向かって右が純正、左が小型ウィンカーです。

サイズの差が、歴然ですね。
これなら、どのような転び方をしてもウィンカーがぽっきりと折れてしまうことはないでしょう!
安心して、倒すことができますね(笑)!
コメント