名所旧跡・街 出世地蔵の霊験 -大阪ミナミに古くから伝わるお地蔵様- 出世に効果テキメンのお地蔵様を、知っています。私は普段神仏に何かをお願いするということはありません。なぜなら、叶えてもらったことがないから(信心が足りなかったのかな(笑))。でも、ここだけは例外です。出世は叶いましたが、その負の側面もよくわかりました。それに嫌気のさした私は、もう出世を望まなくなりました。 2021.06.30 名所旧跡・街
博物館・美術館 松井冬子画伯の世界観 -この世のものでないものをシュールに描く- 迫力のある美人が表紙の雑誌を見かけました。別冊太陽、松井冬子特集です。私が最近興味を寄せる「この世のものでない」ものを独自の日本画画法で描かれる画家で、イッパツでファンになりました。画伯は芸術分野で博士号を取得、その学位論文のタイトルをみると、私がやっていた自然科学分野とはだいぶ様相が異なり、そこにも興味津々です。 2021.06.20 博物館・美術館
温泉 京都の奥座敷で不動湯に浸かる -ラドン温泉- 京都市から比叡に抜ける道沿いに、不動温泉という昭和感溢れる立ち寄り湯があります。地名は北白川で、京都の奥座敷として知られます。入館すると自分の場所が指定され、貸し出しの枕や毛布はご自由に、一日ごゆっくりください、のスタイルです。食事、ツマミ、酒のメニューも豊富で、この日食べた天婦羅鍋焼きうどんはなかなかのものでした。 2021.04.30 温泉
博物館・美術館 浮世絵の魅力 -空刷りの醸し出す効果- 大阪心斎橋にある、小さな美術館を訪れました。その名は、大阪浮世絵美術館です。私の好きな北斎の浮世絵を中心に展示する、私設の美術館だそうです。この日私は美術品観賞用の単眼鏡を忘れてしまったのですが、お借りした虫メガネである作品の一部分を拡大すると・・・。そこには、人知れぬ摺師の技が展開されていました! 2021.04.10 博物館・美術館
名所旧跡・街 竈の神様、清荒神を訪ねる -兵庫県宝塚市- ここを訪れるのは、二度目です。荒神様までの長い長い参道と参道沿いの露店や商店の印象が強く残っており、何年振りか、下手をすると十数年ぶりで再訪を果たしました。荒神というのは西日本、特に瀬戸内で盛んだった土着の信仰を祖とし、竈(かまど)、つまり台所の神様として崇められています。ですので、厄除けに授与されるのは火鉢です。 2021.02.10 名所旧跡・街
名所旧跡・街 東大阪市 布施戎神社の十日戎で福を祈る 大学生活を東京で過ごしていた私は、福を祈念する年中行事は11月の酉の日に開催される酉の市だけだと考えていました。ところが大阪に住むようになると、酉の市はなく、年始の9、10、11日に十日戎がそれに代わると知りました。売られるのは、酉の市では熊手、十日戎では箕。コロナ禍ではありますが、今回初めて十日戎を訪ねてみました。 2021.01.31 名所旧跡・街
温泉 トド寝発祥の古遠部温泉で、トドになる 陸の孤島のような立地にある、古遠部温泉を訪れました。温泉大国東北にあっても、知る人ぞ知る温泉の一つです。掛け流しの源泉がドバドバ溢れますので、湯船の外で寝転ぶだけで湯に抱かれます。そうして寝転ぶ人の群れがトドに見えるから「トド寝」の別称がついたようです。窓から外を眺めると、岩肌を湯がほとばしっています。嗚呼、豊穣! 2020.11.22 温泉
名所旧跡・街 晩秋の生駒 宝山寺周辺を散策し、花街の色香を残す景色と新蕎麦を愉しむ 晩秋の一日を、奈良の生駒で過ごしました。ずっと昔から営み続けられてきている宝山寺での仏事を見ながら建物の意匠、景色、また鎮座なさる多くのお地蔵さんを愉しみ、門前町では旨い新蕎麦を味わいました。次は天婦羅蕎麦を食べるか、あるいはピザを食べるか?春にでも再訪しましょう。 2020.11.22 名所旧跡・街
温泉 温泉津温泉で極上の湯を愉しみ、三軒長屋を改装した宿に泊まる -旅の宿 輝雲荘 (島根県温泉津)- 鄙びた日本旅館が並ぶ大正浪漫あふれる温泉街、これがはじめて温泉津温泉を訪れた時の印象でした。再訪の今回、三軒長屋を改装した宿に投宿することにしました。最新キッチン完備の、清潔なよい宿でした。歓楽街のない温泉津温泉のこと、地の食材を持ち寄り、なかなか会えない仲間と集い鍋でもつつくのがよいかもしれません。 2020.11.22 温泉
温泉 鳴子温泉 農民の家 -大朗報!!現在、復活に向け熱烈準備中!!- 宮城県の北方、山形県との県境にある鳴子温泉郷は、私の最も好きな温泉場の一つです。そこに、「農民の家」なる湯治旅館がありました。レトロないでたち、泉質の異なる5つの湯殿、どれをとってもお気に入りの宿でしたが、2017年に倒産の憂き目にあいました久々に前を通りかかると、なんと!復活の準備中だというではありませんか!! 2020.11.15 温泉
名所旧跡・街 晩秋の城崎温泉と出石のまちなみ 晩秋に、城崎温泉と城下町 出石を訪れました。明媚な城崎温泉の街並みを散策し、最新式(???)の卵割り機に感激し、湯を楽しみました。帰りは海産物屋で地の海老の王者ドロ海老を、また出石の造り酒屋 楽々鶴で清酒を購入し、家で旅の余韻を楽しみました。。冬の味覚であるズワイガニ (この地方では松葉ガニ)のシーズンが始まります。 2020.11.08 名所旧跡・街
名所旧跡・街 津山 (岡山県)のレトロな旅館 お多福 -館内はさながら美術館- 岩見美術館 (島根県益田市)を三次もののけ博物館 (広島県三次市)を訪れた際、岡山県津山市に投宿しました。いくつかの偶然が重なり見付けたのは、お多福なる旅館です。創業100年を迎えんとする老舗で、レトロな館内には津山藩お抱えの狩野派絵師の作品が「作州文庫」として惜しげもなく展示されていました。大満足な一夜でした。 2020.11.08 名所旧跡・街
博物館・美術館 三重県立美術館で、「香りの器」ほかを鑑賞する 三重県立美術館の企画展「香りの器」展を鑑賞してきました。香料分野で国内最大手の高砂香料株式会社の所有する、香り関連の逸品を一堂に集めた、なかなかお目にかかれない珍しい展示でした。本展示に加え、常設展、また榊莫山の特集展示も期待以上の内容で、たいへんに満足のいくものでした。 2020.11.01 博物館・美術館
名所旧跡・街 北海道 道東エリアを駆ける -初めての、北海道らしい北海道- 初めて北海道を訪れた時、目的は北東北にあったため北海道は経由地に過ぎませんでした。それから数年、今回の北海道再訪では道東に拠点を移された先輩を訪ねるという目的もあり、the 北海道な景色や湯、食、宿を楽しんできました。寒い場所は寒い時期がイチバンキレイ、ぜひ、冬に再び訪れたいです。 2020.11.01 名所旧跡・街
博物館・美術館 三次もののけミュージアム (広島県三次市)で、「京都からやってきた妖怪たち」を観る 広島県三次市に日本妖怪博物館なる魅惑的な博物館があることは知っていましたが、なかなか訪れる機会がありませんでした。今回こちらで「京都からやってきた妖怪たち」という興味深い企画展が開催されたこと、また近隣の岩見美術館 (島根県益田市)で永田コレクションの名品を集めた「北斎展」が開催されたことから、出かけることにしました! 2020.10.31 博物館・美術館