Kindle書籍刊行のお知らせ


ドイツ車のDIYメンテナンスについて、書籍にまとめました。本ブログで紹介している具体的なメンテナンス方法に留まらず、ドイツ車の思想、整備のポイントをまとめ、メンテナンスに必要な工具類の紹介、部品調達の実例紹介、メンテナンス対象の油脂類や部品の劣化メカニズムまでを紹介しています。

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博物館・美術館

博物館・美術館

リニューアルオープン! -シマノ自転車博物館-

大阪府堺市は、明治の昔から自転車にまつわる産業が盛んで、自転車コンポーネントや釣り具で著名なシマノ社が本拠をおく街です。もとは仁徳天皇陵近くになった自転車博物館が、「シマノ自転車博物館」として同じ堺市内に移転、リニューアルオープンしました。自転車少年だったあの頃に引き戻してくれる展示があちらこちらに。おススメです!
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自転車博物館サイクルセンターがリニューアルしたそうです。旧センターの様子を紹介します。

堺市を代表する史跡、仁徳天皇陵にほど近いところに、自転車博物館サイクルセンターがありました。展示面積に比べ展示品が多すぎて、たくさんの自転車が死蔵されてしまっており、ちょっともったいないな、と思っていたのですが、シマノ自転車博物館として蘇ったそうです。新館はまだ訪れていませんが、今回は旧センターの様子を紹介します。
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いま民藝が見直されている?静かなブーム再来の予感

本屋に立ち寄ると、最近やたらと民藝 (民芸)に関する特集や書籍を目にする機会が増えました。あれ、以前はこんなに豊富な書籍はなかったはずなんだけどな・・・。また、東京国立近代美術館では民藝を特集した企画展を開催している模様。そう、今年は民藝運動を提唱した柳宗悦の没後60周年で、イベントや書籍の刊行が盛んなようです。
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企画展示 プレイバック1970 ~大阪万博のあった時代~ を愉しむ -大阪府吹田市万博記念公園-

私が生まれる少し前の1970年、大阪で万国博覧会EXPO'70が開催されました。当時の技術、文化の粋を一堂に集めた博覧会でしたが、現代の我々の生活に欠かせないものの祖の多くがここで展示されてたとわかり、驚きました。2025年にまた大阪で万博が開催されます。そこで何が展示され、その後の50年でどう世が変わるのでしょうか?
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大山崎山荘美術館で令和時代の超工芸「和巧超絶佳」展を観る -京都府乙調郡-

京都と大阪の境界付近にある、大山崎山荘美術館を訪れました。大山崎といえばサントリー山崎蒸留所が有名で、その近隣の美術館ならサントリーのスポンサードかと思いましたが、そうではありませんでした。ある実業家の朽ちかけた別荘をアサヒビール初代社長が買い取り、彼の民芸コレクションを展示する美術館として再生されたものでした。
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「用の美」を静かに放つ民芸の逸品を大阪日本民芸館で愉しむ -大阪府吹田市 万博公園内-

秋晴れのある日、万博公園に出掛けました。万博公園といえば私にとっては国立民族学博物館なのですが、前々から気になっていた別の博物館があります。それは、大阪日本民芸館です。民芸は日用使いの中で光る美、つまり「用の美」にスポットライトをあてます。今回は三代澤本寿の手になる型絵染展が開催されており、その素朴な美を堪能しました。
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高山市郊外にあるちょっと風変わりな美術館「光ミュージアム」を訪れる -岐阜県高山市-

岐阜県高山市にある、光ミュージアムを訪問しました。光というのは「光(光学)」ではなく、何某かの団体の名称のようです。昔から存在は知りながら、いささか敬遠していたのですが、訪れて吃驚、とてもステキな博物館でした。この時は名前だけ知っていた須田剋太、それから世界の仮面の2つの企画展が開催されていましたが、いずれも秀逸でした。
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高山市郊外丹生川村にある「匠の館 森の水族館」で癒される -岐阜県高山市-

高山市の奥の方、昔は丹生川村と呼ばれた山合に、小さな博物館兼水族館があります。その名も、匠の館 森の水族館。匠の館では豪奢な飛騨の旧家に飛騨の匠にまつわる展示物が、森の水族館ではいまは北海道にしか生息しないという幻の魚 いとうが悠々と泳いでいます。大きさは控えめですが、付近の景観と相まってとても落ち着く場所です。
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世界でも珍しい刃物総合博物館 フェザーミュージアムを訪れる -岐阜県関市-

岐阜県関市は、遠く室町の時代から刃物で有名な町です。そこにフェザーミュージアムという、世界でも珍しい刃物総合博物館があります。初めて訪れた10年前は古今東西の刃物関連資料を所狭しと並べた雑多感の強い魅力的な展示でしたが、それから改装され整然としてしまったのがちょっと残念です(笑)。ちなみに、私はフェザー剃刀愛用者です!
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大阪歴史博物館 (大阪府大阪市) -あやしい絵展を観る-

電車のポスターでふと目にした、「あやしい絵展」のポスター。開国と同時に西洋から持ち込まれた、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックを絵画に取り入れた作品群を展示した企画展だそうです。これは、行かねば!ギャラリースコープで拡大すると、肉眼で鑑賞するのとは違う雰囲気を醸す作品も多くありました。
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松井冬子画伯の世界観 -この世のものでないものをシュールに描く-

迫力のある美人が表紙の雑誌を見かけました。別冊太陽、松井冬子特集です。私が最近興味を寄せる「この世のものでない」ものを独自の日本画画法で描かれる画家で、イッパツでファンになりました。画伯は芸術分野で博士号を取得、その学位論文のタイトルをみると、私がやっていた自然科学分野とはだいぶ様相が異なり、そこにも興味津々です。
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浮世絵の魅力 -空刷りの醸し出す効果-

大阪心斎橋にある、小さな美術館を訪れました。その名は、大阪浮世絵美術館です。私の好きな北斎の浮世絵を中心に展示する、私設の美術館だそうです。この日私は美術品観賞用の単眼鏡を忘れてしまったのですが、お借りした虫メガネである作品の一部分を拡大すると・・・。そこには、人知れぬ摺師の技が展開されていました!
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三重県立美術館で、「香りの器」ほかを鑑賞する

三重県立美術館の企画展「香りの器」展を鑑賞してきました。香料分野で国内最大手の高砂香料株式会社の所有する、香り関連の逸品を一堂に集めた、なかなかお目にかかれない珍しい展示でした。本展示に加え、常設展、また榊莫山の特集展示も期待以上の内容で、たいへんに満足のいくものでした。
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三次もののけミュージアム (広島県三次市)で、「京都からやってきた妖怪たち」を観る

広島県三次市に日本妖怪博物館なる魅惑的な博物館があることは知っていましたが、なかなか訪れる機会がありませんでした。今回こちらで「京都からやってきた妖怪たち」という興味深い企画展が開催されたこと、また近隣の岩見美術館 (島根県益田市)で永田コレクションの名品を集めた「北斎展」が開催されたことから、出かけることにしました!
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信州小布施 北斎館 -北斎の滞在した地に残る名品たち-

長野県小布施町は、江戸の頃に浮世絵の名手 葛飾北斎がたびたび滞在した町として知られます。滞在中の北斎は、アトリエを提供した高井鴻山のみならず、小布施町そのものに強い影響と数々の名品を残しました。それらの一部は、北斎館なる美術館で展示されています。今回は、同館の企画展「北斎 -視覚のマジック-」の様子をご紹介します。